現場レポート📸見えないところこそ、丁寧に「天井の中」
3階建て共同住宅の新築工事が着々と進んでいます。
今回は、完成後には見えなくなる「天井の中」の様子をご紹介します。
天井下地の木枠をしっかりと組んだあと、その中に断熱材をすき間なく敷き詰めています。
断熱性能は、夏の暑さ・冬の寒さに直接関わる大切なポイント。
こうした見えない部分の施工こそが、住み心地のよさを大きく左右します。
また、天井裏には給排水・電気・ガスの配線・配管も張り巡らされています。
それぞれがしっかりと固定され、安全かつスムーズに使えるよう丁寧に施工しています。
さぁ、天井も床もボードを張っていきますよ!
ところで、この「石膏ボード(プラスターボード)」ってどんな役割があるの?
石膏ボードは、石膏(せっこう)という素材を芯にして、厚紙で両面を包んだ板状の建材で、
住宅やマンション、店舗など、さまざまな建物で壁や天井の下地として使われています。
完成後はクロス(壁紙)などの仕上げ材で見えなくなってしまいますが、実はとっても重要な役割を担っているんです!
石膏ボードの主な役割は?
内装の下地になる
クロス(壁紙)や塗装の仕上げ材をきれいに仕上げるための“土台”になります。
防火性がある
石膏の中にはたっぷり水分が含まれており、火に強いのが特徴!
火災の際には延焼を防ぐ働きをしてくれます。
遮音・断熱の効果も◎
音を吸収する性質があるため、遮音性の向上にも役立ちます。
また、断熱材と組み合わせることで、より快適な空間づくりが可能です。
実は暮らしの安心を支える存在!
石膏ボードは「壁や天井を仕上げる前に貼るもの」という、あまり目立たない存在ですが、
防火・遮音・下地としての役割など、私たちの暮らしを陰から支えてくれるとても大切な素材です。
石膏ボードを張っていくことでどんどん部屋らしくなっていきますね。
こうした工程は、完成後には目に見えなくなってしまいますが、住まいの「当たり前の快適さ」を支える大切な部分。
見えないところこそ丁寧に仕上げていきます。
住まいづくりにおいて、完成した空間の美しさや便利さはもちろん大事ですが、実はこうした“裏側”にもたくさんの工夫と技術が詰まっているんです。
リフォームをお考えの方はもちろん、
「家の中ってどうなってるの?」「建物ってどうやってできてるの?」といった素朴な疑問をお持ちの方にも、少しでも“暮らしと建築”への興味を深めてもらえたら嬉しいです。
当社の施工例もご覧ください☺
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